米国の元下院議員がポッドキャスト番組に出演し、議員時代に公式ブリーフィングで機密資料を閲覧したとして、「回収した宇宙船の残骸には生物の物質も含まれていた」と発言した。複数の米メディアが3月31日、報じた。
元共和党下院議員のマット・ゲーツ氏が右派系ポッドキャスト番組「ベニー・ショー」に出演し、突飛な主張を行った。メディアも取り扱いに困惑しているようだ。
米誌「ニューズウィーク」は、ポッドキャスト内のゲーツ氏の発言を「私は機密環境で、現在利用可能とされる技術では説明できないものを見てきた。それは、地球上に存在すると知られているどんなものでもない」と引用した。
同誌は「元議員であるゲーツは、自身が目撃した具体的内容や、出席したブリーフィングの詳細については明らかにしなかった」と付け加えた。
オンライン政治ニュースサイト「ロー・ストーリー」は、ゲーツ氏の発言を「軍服を着た人物、アメリカ陸軍に所属する人物が私のところに来て説明した。そこでは、捕獲されたエイリアンと人間を交配させ、銀河間コミュニケーションが可能なハイブリッド種を作り出す繁殖プログラムの所在地について説明された。実際にアメリカ陸軍の制服を着た人物が、私にそれをブリーフィングしたんだ」と引用した。
ただし、同メディアは「ゲーツは、このような会話が実際にあったことを裏付ける証拠は提示しておらず、また自身が議員だった当時にこれを公表しなかった理由についても説明していない」と伝えた。
ニューズウィークもロー・ストーリーも懐疑的に取り上げているが、2月のトランプ大統領による「UFOファイル」公開指示後、世界中でUFOへの関心が高まっていることと、元連邦議員の発言だけに、ゲーツ氏の発言を報じたようだ。
ゲーツ氏はトランプ氏と親密で、バイデン前政権からトランプ政権への移行期には司法長官の最有力候補とされていた。しかし、下院の倫理委員会が、未成年との性的不正行為の疑惑などの情報を明らかにしたことで、指名は頓挫し、自ら辞退した。ゲーツ氏は疑惑を否定しており、刑事訴追はされていないものの、職を退くことを余儀なくされた。












