格闘技イベント「ONE SAMURAI 1」(4月29日、東京・有明アリーナ)で、元K―1世界3階級制覇王者の武尊(34)の引退試合の相手を務める〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(28=タイ)が〝怨敵〟との再戦を熱望した。

 ロッタンは30日に都内で行われた「ONE SAMURAI 1キックオフカンファレンス」に出席。試合に向けて「やれることはやってきたし、武尊選手のスタイルは入念に調べてきました。彼のスタイルは知り尽くしています」としつつ、引退試合の相手に選ばれたことへの感謝を述べる。その上で「武尊にミスや隙があれば、そこをいつでも突く準備ができている」と〝介錯〟に自信をみなぎらせた。

 そんなロッタンが熱視線を送ったのが那須川天心(帝拳)だ。那須川とはキック時代の2018年6月にRISEで対戦。ともに譲らぬ攻防で延長を含む6ラウンド繰り広げた末、判定0―3で惜敗した。

 そんな宿敵が昨年11月、井上拓真(大橋)に敗れたことに「彼が初黒星を喫したのは知っています。しかし、転向してボクシングで頑張っているのは素晴らしいことだと思います」と感想を口にする。そして「ただ、たとえ天心がボクシングに行ったとしても私は最終的にもう一度彼と戦って、勝ちたい」とリベンジ戦を希望だ。続いて「対戦できるならキックボクシングでも、ムエタイでも、ボクシングでもいい」とまで断言。「天心は少し体のサイズが私よりも小さいから、階級を合わせることが一番難しくなるかもしれない」と本気で思案していた。

 ちなみに会見で「(今回は)1試合契約で臨みます」とONEの所属ではなく、フリーとなったことを明言する一幕もあったロッタン。まさかまさかの再戦実現はあるのか、そしてその時のルールはどうなるのか。