日本代表は28日(日本時間29日)、国際親善試合スコットランド戦(英グラスゴー)に1―0で勝利した。この試合は特例で11の交代枠が認められており、森保一監督は10人を交代させた。元日本代表FW武田修宏氏(58=本紙評論家)が、その意図に迫った。
指揮官は比較的代表経験の浅い選手を先発させ、0―0のまま進んだ後半に入ると、順次主力クラスを送り込む。同30分過ぎに3―1―4―2という超攻撃的布陣を敷いた。ボランチを2人からMF鎌田大地(クリスタルパレス)のみにし、中盤にMF三笘薫(ブライトン)ら攻撃的選手を並べ、前線を2トップにしてFW上田綺世(フェイエノールト)とFW塩貝健人(ボルフスブルク)を配置。すると、後半39分にはスムーズな連係から最後はMF伊東純也(ゲンク)が仕留めた。
武田氏は「前半の選手に先を見据えて経験を積ませるというのと、W杯のオプションとして後半の点を取りたい時に、点を取れる選手を入れたテストだったと思う。このような状況は本番でもあり得るので、そういう意味で積み重ねができた試合になった」と指摘した。4年前のカタールW杯では守るコスタリカを崩せず、0―1で敗れた。引いてくる相手からゴールを奪うことは課題だったが、一つの答えを導き出したわけだ。
また、武田氏はFW後藤啓介(20=シントトロイデン)に光るものを感じた。スコットランド戦は後半17分までのプレーで無得点だったが「中盤でシンプルにボールを落とすし、常にゴール前へ入っている。それに高さ(身長191センチ)もあるし、FW目線でいくと、化けそうな感じもあるし、後半途中から出たら面白そう」と力説した。
31日(日本時間4月1日)に対戦するイングランドはさらなる強敵になるが、森保ジャパンはどのような戦いで勝機を見いだすのか。













