ベルギー1部で今季10得点をマークしたシントトロイデンの日本代表FW後藤啓介(20)は来季に移籍する選択肢しかないようだ。

 同1部アンデルレヒトからレンタル移籍でシントトロイデンに加入した後藤は今季の得点ランキング4位となる2桁ゴールを決めて、大ブレークした。後藤の市場価値は200万ユーロ(約3億6000万円)から800万ユーロ(約14億4000万円)に高騰。欧州各クラブが熱視線を注いでいるが、来季の去就は微妙な情勢だ。

 ベルギーメディア「Het Nieuwsblad」によると、複数のベルギークラブで監督を務めてきたハイン・ファンハーゼブルック氏(62)は「STVV(シントトロイデン)には後藤を買い取る(資金面の)余裕はない」という。その上で「アンデルレヒトも(FWを補強したばかりで)必ずしも彼を取り戻したいとは思っていない」と、現時点では余剰戦力と指摘した。

 さらに「それに後藤自身も喜んで(アンデルレヒトに)戻ってくるわけではないだろう」と日本人ストライカーの心中も推測。「それなら海外クラブに売却すればいいんじゃないか」と指摘し、今夏の放出を予測した。

 後藤は英国遠征中の日本代表にも選出されており、6月開幕の北中米W杯メンバー入りの可能性も高まっている中、後藤の動向とともに夏の去就が気になるところだ。