エンゼルスは22日(日本時間23日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたドジャースとのオープン戦に5―13で惨敗。3回に元同僚の大谷翔平投手(31)に3点適時二塁打を献上するなど一挙10失点を喫し、フリーウェイシリーズの初戦で苦杯をなめた。
2014年を最後にポストシーズン進出を果たせていないチームは、今季から新たにカート・スズキ監督(42)が就任。低迷脱却を図るフロント陣も昨年11月に36本塁打、103打点を誇ったウォードをオリオールズにトレードし、代わりにグレイソン・ロドリゲス投手(26)を獲得した。右腕は故障がちで昨季は8月に右ヒジの手術を受けて終了。術後の状態が不透明の中でも先発陣強化へ白羽の矢を立て、24年に13勝をマークするなどの実績も加味して交渉をまとめた。
ところが、今年に入ってもコンディション面を不安視され、とうとうこの日、米メディア「スポーティング・トリビューン」のジャック・ジェーンズ記者がスズキ監督の話として「グレイソン・ロドリゲスは開幕を負傷者リスト(IL)で迎えることになる」とXで伝えた。
シーズンは9月まで162試合の長丁場とはいえ、主力打者と引き換えに獲得した先発候補がいきなり不在では誤算も誤算だろう。米メディア「クラッチ・ポインツ」はロドリゲスの獲得について「多少の賭けではあったが、戦力向上への期待が寄せられていた。ケガが長期化しなければ、その可能性はまだあるかもしれない。しかし、ロドリゲスがフルタイムで戦力となり得ることを証明するには、マウンドに立つ必要がある」と真っ当な言い分を突きつけた。
また、ジェーンズ記者は「スズキ監督はロドリゲスは特に慎重に対処したいと述べた」とも伝えており、不在が長期に及ぶ可能性もある。開幕前から暗雲が垂れ込めるエンゼルスは苦境を跳ね返せるのか。












