ロシアは、米国がUFO問題をどう扱うのかを注意深く観察しているのかもしれない。ロシアの通信社が、米国のアンナ・パウリナ・ルナ下院議員(共和党、フロリダ州選出)のXへの書き込みを報じたのだ。

 ロシアの国営通信社「RIAノーボスチ」は22日、「ルナ議員がペンタゴンのUFO調査部門の解散を呼びかけた」と報じた。

 ルナ氏が22日、Xに「私は、政府効率化部門の委員長であるティム・バーチェットに対し、AAROの解散および資金停止を勧告する」と投稿した。

 この投稿をRIAノーボスチは「ルナ氏が、UFOを含む未確認異常現象(UAP)の調査を行うペンタゴン(国防総省)の部門『AARO(全領域異常解決局)』について、資金提供の停止と解散を求めた。この発言は、米軍による宇宙人に関する情報公開が期待される中で行われた」と詳細に伝えたのだ。さらに、同通信社は、この投稿に至る背景を以下のように時系列に沿って報じた。

 2月には、オバマ元大統領が米国のブロガー、ブライアン・コーエンとのインタビューで「宇宙人の存在を信じている」と認めたものの、「自身は目撃したことはない」と述べた。後にオバマ氏は、大統領在任中に宇宙人との接触を示す証拠は見ていないと補足した。これについて、トランプ大統領は「オバマ氏が機密情報を明かした」と批判し、その後、地球外生命体やUFOに関するペンタゴンの情報を公開すると約束した。さらに先週、米国政府は「aliens.gov」というドメインを登録した。英語のエイリアンは「異星人」や「宇宙人」と訳されることがある。

 ロシアもトランプ氏の「UFOファイル」公開指示に興味津々のようだ。