韓国フィギュアスケート界の新女王、李海仁(イ・ヘイン、20)が、世界選手権(24日開幕、チェコ・プラハ)での初戴冠へ大きな期待を寄せられている。
李はミラノ・コルティナ五輪での表現力豊かな演技が注目されたほか、男子の〝4回転の神〟イリア・マリニン(21=米国)との〝猫カフェデート〟が複数の米メディアで報じられるなど一躍時の人に。世界的ファッション誌「ヴォーグ・イタリア」の「オリンピック・トップ5ルック」でアジア勢最上位となる2位に選出されるなどその人気が広がっている。
世界選手権ではミラノ・コルティナ五輪金メダルのアリサ・リュウ(米国)ら複数の有力選手が欠場する中、韓国では優勝争いが注目されている。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「『キム・ヨナの後継者』、『K―POPアイドル』日本中を魅了したイ・ヘインが、2026年フィギュアスケート世界選手権に出撃」と題して、日本での関心が高まっている様子とともに期待を寄せた。
「イ・ヘインは世界選手権大会女子シングルに太極マークを付けて出る」と前置きした上で、苦難の道のりを紹介。「紆余曲折の末にオリンピックの舞台を踏んだ。彼女は2024年5月、国家代表合宿期間に不適切な事案で処分された。引退の岐路に立った後、法的闘争を繰り広げて選手資格を一時回復した。その後、連盟の処分無効措置でオリンピック選抜戦の出場機会を勝ち取った」と後輩男子選手へのセクハラや飲酒騒動などを経て五輪の大舞台に立った背景を改めて伝えた。
「総合8位となりトップ10入りを成し遂げた。試合後は彼女に向けた賞賛が出た。日本のマスコミはSNSで彼女の名前がトレンドに上がるなど注目を集めた。イ・ヘインはキム・ヨナの後継者として期待を受けている」「また、エキシビションで韓国カラーを出した演技で観客を魅了した。黒の笠、黒の扇子、黒の巻物の衣装を着て銀盤に立ったのだ。後半にはショートパンツでまぶしいダンスで観客たちの大きな拍手を引き出した」と注目度の高さを強調する。
そして世界選手権へ向けて「最近の体調は悪くない。国際大会で着実に上位圏の成績を維持し、技術の完成度とプログラムの安定性を引き上げた。特にフリーでの集中力と表現力が一層、成熟したという評価を受けている。今回の世界選手権は、単なるシーズンの仕上げを超えて、今後の国際舞台での競争力を計る重要な試金石だ。オリンピックで立証した安定的な演技に加え、ジャンプ難度と特訓による完成度を引き上げれば、上位圏への参入も十分に狙うことができる」と韓国で注目の的となっている。
韓国のニューヒロインがメダル争いを演じるのか楽しみだ。












