ブルージェイズに巨人から移籍した岡本和真内野手(29)がMLBで迎える初めてのシーズンへ、順調な調整を進めている。
WBC日本代表での活動を終えた和製大砲は、20日(日本時間21日)までのオープン戦に6試合出場して打率4割1分7厘をマーク。前日19日(同20日)は打っては2安打、守っても三塁線を襲った鋭い打球を逆シングルでグラブに収め、冷静にワンバウンドで一塁に送球してアウトにしてみせた。本人は「普通でしょ」と〝ドヤ顔〟だったが、攻守にわたって評価を高めている。
そんな日本からやって来たどこか不思議なキャラクターに、現地での期待も右肩上がりとなっている。ブルージェイズの地元紙「トロント・スター」(電子版)はこの日、「岡本和真効果」と題して「ブルージェイズの新星、日本選手の加入がトロントから東京まで波及している」と報じた。
同紙に在籍するスタッフの話では「岡本和真がトロント行きを発表するまで、東京でブルージェイズのグッズを見たことがなかった」というが「スポーツショップの店頭のショーウインドーに飾られていたロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのグッズをブルージェイズのユニホームに替わり、地下鉄の乗客の中にブルージェイズのキャップをかぶっている人もいたことに気づいた」とのことだった。
ブルージェイズにはかつて五十嵐亮太や川崎宗則、青木宣親、菊池雄星らの日本選手が在籍した。ただ、近年はオフの間に海を渡った日本の目玉選手となかなか縁がなかったとあって、同紙は「大谷翔平や佐々木朗希の獲得に失敗したこの街は、日本の野球ファンの文化を存分に味わうことになるだろう」と喜びとともに伝えている。












