2022年北京五輪フィギュアスケート女子で銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ(21=ロシア)が、昨夏の出産を経て本格復帰後に〝バキバキ〟のマッチョ化して話題になっている。

 トルソワは北京五輪後に一時競技から離れてフィギュアスケート男子のマカール・イグナトフと結婚。昨夏に第1子の男児となるミハイル君を出産した。その後、本格的に競技へ復帰して2030年フランス・アルプス地域で行われる五輪を目指すことを宣言。現在は育児と両立して猛特訓に励んでいる。

 そうした中、ロシアメディア「スポーツ24」は「ロシアのフィギュアスケート選手でオリンピック準優勝者のアレクサンドラ・トルソワが、ジムでのトレーニングへの愛について語った。トルソワはトレーニング風景の動画を添えてソーシャルメディアに投稿した」と報道。トルソワがジムでトレーニングにいそしむ様子をクローズアップした。

 というのも、フィギュアスケート界ではジムでのウエートトレーニングなどにより積極的に筋肉を付ける選手はあまり多くないのが実情。だがトルソワは、そんな常識を打ち破るハードトレーニングを敢行してマッチョ化しているのだ。

 トルソワは自身のインスタグラムで「以前は、誰も私のジムへのこだわりを理解していませんでした。(一般的に)氷上でのトレーニングだけで良い結果には十分だと常に信じられていました。でも、私個人としては〝良い結果〟だけでは不十分なの」とコメントし、ジムトレの重要性を説いた。

 ロシアはウクライナ侵攻により現在は国際大会への出場が禁止されているが、ミラノ・コルティナ五輪ではフィギュアスケートの女子や男子で個人の中立選手(AIN)として参加するなど一部で出場が解禁されている。進化したトルソワが日本勢にとって最強の敵となるのか注目だ。