再び旋風を起こせるか。大相撲春場所8日目(15日、大阪府立体育会館)、幕内琴勝峰(26=佐渡ヶ嶽)が幕内伯乃富士(22=伊勢ヶ浜)を送り出して7勝目(1敗)。優勝争いの首位を守った取組後は「まだまだ半分なので。これからです」と気持ちを引き締めた。
昨年名古屋場所で平幕優勝を達成して一躍、時の人となった。兄弟子で部屋付きの荒磯親方(元関脇琴勇輝)が、当時を振り返る。「(優勝に王手をかけた)名古屋場所14日目の晩に(会食の席で)琴勝峰と一緒だったんですよ。後援者の方が『千秋楽に優勝もかかっているし、どうします?』と気を使ったら、本人が自ら『行きます』と…。ハイボールやレモンサワーをガブガブ浴びるほど飲んでいた。メガジョッキで最低でも7、8杯は飲んでいた」。
あまりの豪快な飲みっぷりに、荒磯親方が心配して「大丈夫か?」と聞くと、琴勝峰は「余裕っす」と返答。夜も深まり、お開きになると「えっ、帰るんですか?」と物足りなさそうにしていたほどだ。荒磯親方は「それを見て『こいつ、優勝いきよるな』と。そういう〝ずぶとさ〟が彼には備わっている。いい意味で何も考えない」と感心しきり。「初優勝で何も考えなかったから、2回目も考えないはず」と快進撃の再現に期待した。
横綱大関陣が総崩れとなる中、平幕の伏兵が再び世間を驚かせるか。












