フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(31)が座長を務める「羽生結弦 notte stellata」の千秋楽が9日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで行われ、3日間の公演を振り返った。
羽生自身も被災した東日本大震災の発生から、11日で15年。「強く生きているんだということを何か表現したい」との思いを込めた「Happy End」やデービッド・ウィルソンさんが振り付けた「八重の桜」を独創的に演じた。
公演後、マイクを握った羽生は「3・11の後(会場は)遺体安置所だったので、ある意味すごく死に近い場所でもあるし、生がたくさん集まる場所でもある。いまだにここでたくさんのコンサートが行われたり、こうやって僕らがアイスショーをしたり、本当にさまざまなきっかけとなる場所になっていると思う」と神妙に語った。
「羽生結弦 notte stellata」は2023年からスタート。4度目の今回は坂本龍一さんが東日本大震災後に立ち上げた東北ユースオーケストラとコラボ。「教授の音楽がここで奏でられたり、こんなすばらしいスケーターのみなさんの祈り、愛、希望がこもった演技ができることを誇りに思う。みなさんにも明日この先ちょっと苦しいなと思った時の希望となるように願っている」と思いを明かした。
最後には「ありがとうございました」と一礼してリンクを去った羽生。会場からは大歓声が沸き起こった。










