ロシアフィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏が、米国とイスラエルによるイラン攻撃によって中東情勢が緊迫化していることを受けて、米国選手を国際大会で出場禁止にするよう国際オリンピック委員会(IOC)に要求した。
ロシアはウクライナ侵攻により国際大会への出場が2022年から禁止されており、現在も国家を代表しての出場は認められていない。2月のミラノ・コルティナ五輪では、ロシアからフィギュアスケートのアデリア・ペトロシャンなど一部の選手が個人の中立選手(AIN)として参加していた。
そうした中、2月末に米国がイスラエルとともにイランに対して大規模な攻撃に踏み切り、世界に衝撃を与えている。タラソワ氏はこうした状況を受けて、ロシアと同様に米国も国際大会から除外されるべきだと主張した。
ロシアメディア「スポーツ24」でタラソワ氏は「IOCがアメリカの選手を出場禁止にしないのは不公平だ。なぜ我々がすべてに責任を負わなければならないのか理解できない。他の国々が紛争に関与していないかのような扱いだ。イスラエルを例に挙げようではないか。これは不公平だ」とタラソワ氏は語気を強め、米国の国際大会からの排除を要求した。
米国は今夏にサッカー北中米W杯、2028年にはロサンゼルス五輪とスポーツの大舞台開催が続く。タラソワ氏の要求は議論を呼びそうだ。












