巨人の戸郷翔征投手(25)が28日、韓国・サムスンとの練習試合(那覇)に先発し、今季初の実戦登板で1回無安打無失点1奪三振と快投した。

 戸郷は初回、先頭のキム・ジチャンを中飛とすると、続くキム・ソンユンを右飛に。最終打者のリュ・ジヒョクを見逃し三振仕留め、三者凡退と好投を披露した。ベンチに戻ると、内海投手コーチらとハイタッチ。リラックスした表情を見せていた。

 降板後に報道陣の取材に応じた右腕は「まだ真っすぐの精度だったり、変化球の精度っていうのがうまくいかないところっていうのもあった。そこは修正が必要かなと思いますけど、無事に登板を終えられたことは1つよかったかなと思います」と胸をなでおろした。

 ベンチから背番号20の投球を静かに見守っていた阿部慎之助監督(46)は「まだまだこれから上がっていくでしょうから、そこを見とこうかなと思います」とさらなる活躍を期待しつつ、「多分キャンプ入って一番いい顔してたなと思って。何か吹っ切れて、これからもっと調子を上げてくれればいいかなと思います」と口にした。

 阿部監督は21日に戸郷のブルペン投球を視察。フォーム修正に取り組む右腕に助言を送っていた。