ボクシングのWBC世界バンタム級2位・那須川天心(27=帝拳)が4月11日に両国国技館で同級1位フランシスコ・エストラーダ(35=メキシコ)と同級挑戦者決定戦を行う。専門メディア「BOXINGNEWS24」はエストラーダの圧勝と分析した。

 那須川にとっては昨年11月に同級王者・井上拓真(大橋)に初黒星を喫して以来の試合となり、勝利すればリベンジの機会を得ることになる、しかし、同メディアは「エストラーダはほぼすべてのカテゴリーで彼(那須川)を上回っている。豊富な経験、鋭いパンチ、そしてエリート級のチャンピオンシップラウンドを勝ち抜いて来たからこそのリングIQを備えている」という。

 その上で「世界レベルですごした17年間の経験は若いファイターにはない独特の癖を残している。年齢とともにキレは少し鈍くなってきた。以前のような鋭さはもうない。だが、本能は健在だ」とし「彼はペースが落ちた時にどう攻略するかを知っている。オーナーコミットすることなくボディーを攻め、若いファイターがミスを誘おうとしても冷静さを保つ。彼の戦いにパニックはない」と指摘した。

 一方、那須川については「彼の強みは若さ、バンタム級に合った体格、そして地元ファンの前で戦うことにある」と伝えた。また那須川がボクシングで8戦(7勝1敗)しかしていないことについて同メディアは「試合はやはり経験が決める。この試合は完全にエストラーダのものになる」と圧勝と予測していた。