ボクシングの日本フェザー級王者でWBC世界同級9位の阿部麗也(KG大和)がYouTube「ボクサートリオch」で、WBCによる〝不可解指令〟について取り上げた。

 11月のWBC世界バンタム級王座決定戦で、那須川天心(帝拳)が井上拓真(大橋)に判定0―3で完敗を喫した。それにもかかわらず、WBCは那須川に対してフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)との同級挑戦者決定戦を指令。この方針が物議を醸している。

 阿部は「率直に言うと、最近のWBCがひどい」とバッサリ。「那須川天心選手がエストラダと次期挑戦者決定戦みたいな形で指令が出た。これ、突っ込みどころありますよね」と疑問符をつけた。

 その上で「天心だってビックリでしょうね」「(帝拳)陣営が故意的にそういうふうに仕向けたりとかは、まずないだろうし。帝拳ジムって有望な選手が世界挑戦して負けた場合、そこから次の世界挑戦のゴーサインが出るまで結構、慎重になる」と指摘。「WBCの勝手な暴走」と苦言を呈した。

 さらに「(今回の指令は)〝那須川天心だから〟みたいな声とかもちらほら出たりするから、かわいそうと思っちゃう。WBC、もうちょっとちゃんとしてほしい」と訴えた。