ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートが終了したことを受けて、ロシアメディアが審判の〝自国びいき〟の採点に批判を展開した。
ロシアはウクライナ侵攻により国際大会への出場が禁止されているが、今大会は個人の中立選手(AIN)として女子のアデリア・ペトロシャン、男子のピョートル・グメニクが出場した。しかし、両者ともメダルには手が届かなかった。
この結果にロシアメディア「チャンピオナット」は「これはロシアのフィギュアスケーターの衰退によるものなのか、それとも審判の偏った評価によるものなのか」と問題提起。実力の低下よりも、審判の不当採点によるところが大きいと指摘した。
ペトロシャンを例に挙げ「彼女は全体的にすべての要素をこなしたが、まず、視覚的にそれらは重く見えた。次に、審判による再審査の対象となった。審判は、技術点の評価を引き上げるために一部の判定を覆したものの、ロシア選手の演技には感銘を受けず、他の選手に比べて低い点数を与えた」と審判がしっかりと採点しなかったと疑問を呈した。
「その瞬間、オリンピックにおけるロシアフィギュアスケート選手の勝利の覇権は完全に終わったことが明白になった」とした上で「選手の国籍が審判の態度に影響を与えるという、悲しい現実だ。ロシアの女子シングルのレベルが以前と比べて低下していることは否定できないが、ペトロシャンとグメニクの事件の後では、もはや恣意的な採点に目をつぶることはできない」と採点への不満をぶつけた。
ロシアでは今大会の採点に対して批判的な論調が続いているようだ。












