ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・エキシビションが21日(日本時間22日)にミラノ・アイススケートアリーナで開催されるが、女子で4位と躍進を果たした千葉百音(木下グループ)が参加できず、6位のロシアから中立選手(AIN)として参加しているアデリア・ペトロシャンが出場することが波紋を呼んでいる。

 日本勢はペア金メダルの〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、女子で銀メダルの坂本花織(シスメックス)、銅メダルの中井亜美(TOKIOインカラミ)、男子で銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)、銅メダルの佐藤駿(エームサービス/明治大)が登場する。

 海外勢では、女子金メダルのアリサ・リュウ(米国)、世界選手権2連覇中で絶対王者ながら男子でまさかの8位に沈んだイリア・マリニン(米国)らスター選手が勢ぞろいする。

 しかし、女子で鮮烈なパフォーマンスで世界中から喝采を浴びた千葉の名前が出演リストにはなかった。国別のバランスなども考慮され出演はかなわなかったが、女子で千葉よりも下位のペトロシャンが電撃参加することが議論を呼んでいる。

中立選手として出場し、女子6位に終わったロシアのペトロシャン(ロイター)
中立選手として出場し、女子6位に終わったロシアのペトロシャン(ロイター)

 結果の上下もさることながら、ペトロシャンはロシアが国としてはウクライナ侵攻により出場禁止のため、今大会はAINとして出場。国を代表する立場で参加していない選手がトップスケーターだけが集まる晴れの舞台に登場するのは〝不可解〟として物議を醸している。

 SNS上では「何考えてんだ? 千葉百音と変えろ!」「なぜ千葉百音をエキシに出さない 僅差の4位ぞ 5位以降出すのになぜ? バランスとった? は? ペトロシャン?」「千葉百音ちゃんは当然に滑るべきで、ペトロシャンは競技のみの参加が本来なのでは。(AINだから、と言う理由で開会式すら出れないのに)」「今回の五輪、じわじわとロシアに寄ってる感じがしてさ…ペトロシャンちゃんにもグメンニクくんにも個人に非はないんだろうけどさ…」など、エキシビションの〝人選〟に疑問の声が続出している。