ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子1500メートル(20日=日本時間21日、ミラノスピードスケート競技場)が行われ、6位だった高木美帆(TOKIOインカラミ)がレースを振り返った。

 今大会では500メートル、1000メートル、女子団体追い抜き(パシュート)で銅メダルを獲得。満を持して挑んだ本命種目だったが、ラスト1周で失速して1分54秒86の6位だった。目を真っ赤にしながら取材に応じた高木は「純粋に攻めていきたい気持ちで挑んだ。それは実行できたのかな。300メートルから700メートルにかけては今季の中で一番良かった。自分のミスとかではなくて実力不足だった」と悔しさをにじませた。

 前回の北京五輪では1000メートルの金を含む4個のメダルを獲得。モチベーションの維持に苦しむ中で、本命種目での金メダルを目指して走り続けてきた。平昌五輪、北京五輪はいずれも銀メダル。今大会はメダルを逃す形となった。ゴール後には「この順位は受け入れられないというよりかは『ああ、そうか』というような感情だったと思う」と語った。

 2023年に「team GOLD(チームゴールド)」を結成し、いばらの道を突き進んできた。「悔いがない部分もあるけど、今感じている気持ちとしては、冷静に見ると頑張ってきたなという思いはある」。頂点には届かなかったが、これまでの軌跡が色あせることはない。