ショートトラック男子の林孝埈(29=中国)が、汚名返上に失敗した。
韓国出身の林は、同国代表として2018年平昌五輪で同種目1500メートルで金、500メートルで銅メダルを獲得した。ショートトラックが盛んな国でスター選手となったが、19年にセクハラ行為が明らかになった。同国の競技連盟から1年の資格停止処分を受けるなど、母国での現役続行が難しくなったことから、20年末に中国へ国籍を変更した。
スター選手の〝移籍〟は中国で歓迎されたが、なかなか結果が伴わない状況が続くとネット上などで「無駄に帰化させた! 韓国に帰れ」など批判的な声が上がった。そして迎えたミラノ・コルティナ五輪は、中国籍として初出場。ここでも金メダルなら英雄になれるところだったが、1500メートル、500メートルで決勝にすら進めなかった。
〝アンチ〟を黙らせることができなかった林。不本意な形となった今回が、最後の五輪となる可能性が高い。












