【イタリア・ミラノ16日(日本時間17日)発】ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアフリーは〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=ともに木下グループ)が、世界歴代最高の158・13点、合計231・24点で金メダルを獲得。記者会見ではともに感謝の言葉を伝え合った。
2人が出会ったのは2019年夏。カップルを探す中でトライアウトを行うと、相性は抜群だった。雷が落ちたかのような衝撃を受け、カップルを結成。今大会では日本ペア史上初の五輪金メダルに輝いた。「璃来ちゃんとじゃなければ成し遂げることができなかった。最高のパートナー。今回は璃来ちゃんが僕のことを心からサポートしてくれた。これが長年の絆かなと思ったし、感謝しかない」と神妙に語った。
夢をかなえるまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。三浦は「この7年間、全然うまくいかないことがあって、ケガもあって、頑張りすぎちゃう時もあった」と明かす。昨年末の全日本選手権では左肩を脱臼。前日のショートプログラム(SP)ではリフト技でまさかのミス。5位発進で金メダルへ黄色信号が灯っていた。
それでも、多くの経験を積んできたからこそ「乗り越えられた。私たちはすごく強くなれた」とフリーで圧巻のパフォーマンスを披露。「自分で言うのもあれだけど、最高のチームだなと思う」と声を弾ませた。
SP終了時点で首位との差は6・90点だったが、大逆転で金メダルを奪取した。指導するブルーノ・マルコットコーチは「彼らは心で滑っていました。2人の絆が本当に伝わってきた」と太鼓判。積み重ねてきた時間が、大きな花となった。












