【イタリア・ミラノ17日発】ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本勢初の金メダルを獲得した〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一(ともに木下グループ)が喜びを語った。
ショートプログラム(SP)はリフト技でまさかのミス。5位発進となったが、フリーで世界歴代最高得点をマークして逆転Vを果たした。この日のメダリスト会見で、三浦は「まだ試合が終わってから10時間くらいなので実感が湧いていないけど、自分たちらしい演技ができてうれしい。SPで大きなミスをしてもあきらめずに前を向いたことで金メダルにつながった。金メダルを取ることができて、日本のペアの未来に貢献できていたらいいな」と笑みを浮かべた。
SP後の木原は「絶望しか残っていなかった」という。それでも、フリーでは意地のパフォーマンスを披露。「璃来ちゃんやコーチ、トレーナーやみなさんが僕の心を立て直させてくれた。あきらめないことの大切さを改めて学べた」と安堵の表情を浮かべた。
試合後はドーピング検査や、コーチがカナダに帰ることから荷物のパッキングなどを行っていたという。「一睡もできていないので(試合が)終わっていない感じがする」と苦笑いしつつも「試合が終わってからたくさんの方からメッセージをもらった」としんみり語った。
今後に向けては「今までペアを見ていただくことは難しかったと思うが、ペアを知ってもらう機会が増えていくと思うので、僕たち世代で終わるのではなく、ペア大国になるために、ペアをやりたいと思ってもらえるように広めていきたい」と決意を込めた木原。日本史上初の快挙は、ペア王国構築の第一歩となる。












