衆院選(2月8日投開票)で東京7区に立候補した丸川珠代氏(55)が30日、都内で街頭演説を行った。
寒空の下、マイクを握った丸川氏は「高市(早苗首相)さん、片山(さつき財務相)さんと一緒に豊かな国を作っていくのか。経済的にぜい弱な基盤のまま大国の顔色をうかがいながら日本を運営していくのか。2つに1つの選挙だと思います」と訴えた。
前回24年の衆院選に参院から鞍替えし挑戦するも、政治資金収支報告書に計822万円の不記載が発覚したいわゆる裏金問題が影響し、当選した立憲民主党の松尾明弘氏に3万票の差をつけられて敗れた。
今回も厳しい戦いが予想されるが、丸川氏は「若い世代の方は笑顔で手を振り返してくれて高市さんに対する期待が大きいんだなって感じます」と高市人気を実感。「前回は自民党そのもの対して皆さんの思いが非常にネガティブだった。それと比べると自民党のことも見てみようかなというぐらいになってる」と手応えを口にした。
政治とカネの問題に対する有権者の反応について「まだすごく懐疑的な見方をしてらっしゃると感じます」。自身の説明責任について問うと「私のことについてはホームページ上でもやりましたし。ミニ集会を開いて、その現場で皆さまに紙面でもお配り、言葉でも説明をして参りました」と答えた。
一方、今回は中道改革連合から立候補した松尾氏は街頭演説で政策の1つとして政治改革を訴えた。「一緒になった公明党は与党であったにも関わらず、政治改革ができない。これを認めることができないという理由で連立を離脱して、新しい政党を作った。一緒になったわけですから、政治改革を成し遂げなければいけない」と述べた。
しかし中道関係者の間には、党自体が有権者に浸透していないという危惧がある。演説後の松尾氏も「浸透はまだしてないですね。これから頑張って伝えていかないといけない」と話した。
東京7区では、ほかにチームみらいの新人・峰島侑也氏、維新の新人・渡辺泰之氏、参政党の新人・石川友梨香氏、国民民主党の元都議・入江伸子氏が立候補している。1つの議席を6人が争う激戦区の行方はいかに――。












