井端弘和監督率いる侍ジャパンは今春3月に開催される第6回WBCに出場するメンバー30人中、29人を既に発表。大谷翔平投手(31=ドジャース)を筆頭に史上最多となる8人の現役メジャーリーガーたちがメンバー表に名を連ねたが、その中で唯一の救援専門投手となるのが松井裕樹投手(30=パドレス)だ。
パドレスの地元・サンディエゴ在住のグレゴリー・スパイサー記者は米老舗メディア「ON SI(電子版)」で「松井はサンディエゴでの2年間のキャリアを順調にスタートさせている。彼はジャパンにおいてチーム唯一のMLB救援投手。井端監督のブルペン戦略において重要な役割を担う可能性がある」と論じながら以下のように続ける。
「しかしパドレスは松井に多額の投資をしているため何らかの投球制限は依然として課されるであろう。松井はサンディエゴであと3シーズン契約を残しており、その間に2000万ドルの契約金が支払われる。万が一、彼か長期離脱となれば財政的にも影響は避けられない」
地元チームの選手が国際舞台で活躍することは誇らしいが、負傷などでひいきのチームに影響が出れば大いに困る――。代表選出にかかわるジレンマはどの国においても共通事項だ。
それでもスパイサー記者は「いずれにせよパドレスファンは国際舞台で母国を代表する松井を応援するだろう。大谷や山本のようなスター選手が注目を集める一方で、WBCでは予想外のヒーローが生まれることもある」と松井へエールを送り本稿を締めくくった。












