自民党の石破茂前首相が23日、国会内で報道陣の取材に答え、地元・鳥取1区で参政党候補が立つことに言及した。

 この日、衆院が解散され、27日公示、2月8日投開票で総選挙が行われることとなった。参政党は鳥取1区に豊哲也氏を擁立すると発表している。また、国民民主党から谷川裕美氏、共産党から塚田成幸氏が出馬の予定。

 石破氏は「有権者に選択肢が増えるのは意義のあること。どこが違うんだということが有権者に伝わらないといけない。明確にする努力が必要だ」と立候補を歓迎した。

 なかでも参政党から候補者が立ったことについて語った。「報道で知る限り『猛獣狩り』『リベラル狩り』と言っておられる」とリベラル政治家と指摘されがちな自身が参政党のターゲットになっているとした。その上で、「われわれ自民党というのは『リベラル・デモクラティック・パーティー』。リベラルということも自民党の存在意義のひとつですから、そこを否定されるのは自民党を否定したに等しい」と訴えた。

 さらに、「リベラルというのは保守の本質だと思っている。他者の主張に謙虚に耳を傾け、おのれの足らざるところを直していく。それがリベラルであり、保守だと思っている。それを否定されるということに対しては断固戦わねばならない」と戦う意志を鮮明にした。