大相撲初場所9日目(19日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕内朝乃山(31=高砂)が幕内翔猿(33=追手風)を力強く寄り切って6勝目(3敗)を挙げた。

 取組後は「(前日は)自分の中では今場所一番ふがいない相撲。自分自身に腹立たしい気持ちがあった。引きずることなく、しっかり前に出ることができた。これが自分の相撲。ここまでにいろんなことがあった。負けたら悔しいけど、今までの経験に比べれば…。それを乗り越えてきたので。しっかり一日一番、自分の相撲を取り切れるようにしたい」とうなずいた。

 前日8日目(18日)は6年ぶりに天覧相撲が行われ、天皇、皇后両陛下、長女愛子さまが幕内後半から取組を観戦。幕内前半で取組を終えた朝乃山は「自分が言える立場じゃないけど、後半で取れるように戻りたい」と上位復帰に意欲を示した。