格闘技イベント「RIZIN.53」(5月10日、兵庫・GLION ARENA KOBE)の会見が21日に都内のホテルで行われ、〝世界の田中〟こと皇治(36)がラストマンスタンディング王者の平本蓮(27)と「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で対戦すると発表した。

 昨年5月の「RIZIN男祭り」でのシナ・カリミアン(イラン)戦以来1年ぶりにリングに上がる皇治は、今回もボクシングに準じた3分3ラウンドのルールでの試合に臨む。その相手は「超(スーパー)RIZIN.5 浪速の超復活祭り」(9月10日、京セラドーム大阪)での復帰が決まっている平本に決まった。

 10オンスのグローブ着用、判定なしのエキシビションで対戦することになり、皇治は「頑張りますっていうくらいと…。去年5月にカリミアンとやったんですけどアレもステロイダーだったんで2戦連続ステロイドか、という感じですね」と、過去の〝ドーピング疑惑〟を蒸し返す。一方の平本は笑みを浮かべつつ「ごめんなさい、こんな感じで…。前回久々に公の場に戻ってきてやっぱ俺の居場所はここだなと感じて。なんだったら、5月出ようかなと思って。ケガしないようにだけ、気を付けます。ボクシングは自信があるので、自分のボクシングの美しさを見せようかなと。その中でもいい競技性を見せようかなとは思います」と急きょ出場を決めた経緯を明かしつつ意気込みを語った。

「ストップ飲酒運転」Tシャツを取り出した平本蓮
「ストップ飲酒運転」Tシャツを取り出した平本蓮
食べるステロイドを榊原信行CEO(中)越しに平本蓮に手渡す皇治(右)
食べるステロイドを榊原信行CEO(中)越しに平本蓮に手渡す皇治(右)

 その後、平本は「ストップ飲酒運転」のTシャツを取り出し、皇治を挑発だ。皇治も「ステロイドな、食べるタイプを開発したから」と取り出して平本と榊原信行CEOに手渡すなど10分近く、お互いの過去の疑惑を蒸し返しつつ、時折その場にいない朝倉未来を2人で攻撃ながら不毛かつ妙に噛み合う口論を繰り広げた。そして最後は平本が「よくしゃべるなあ。長すぎる。しゃべりすぎ」と呆れたように口にすると、皇治が「そらそやろ、しゃべりでここまで来たんやから」と応じて、ようやく会見が終了するのだった。