日本維新の会元代表で大阪市長も務めた松井一郎氏が16日、関西テレビ「newsランナー」に出演し、3度目の〝大阪都構想〟に挑むことを発表した同代表の吉村洋文大阪府知事に苦言を呈した。
吉村氏と大阪市長の横山英幸は15日、衆院解散・総選挙に合わせて「大阪府知事・大阪市長ダブル選挙」を行うことを発表。過去、2度にわたって否決された大阪都構想の是非を改めて問うとして2人はこの日、ダブル選挙を行うため、それぞれ辞職願を提出した。
大阪都構想は、2010年に「大阪維新の会」代表だった橋下徹氏が発表した行政構想。大阪府全域を「大阪都」とし、大阪市・堺市の政令指定都市を解消させ大阪府と一体化させるというものだった。
15年に1回目の住民投票が行われ、結果は否決。20年に2度目の住民投票が行われ、再び否決された。吉村氏は今回、3回目に挑もうというわけだ。
だが、15日に行われた「大阪維新の会」全体会議では、所属議員から「今ではない」とする声が相次ぎ、一枚岩とは言い難い状況になっている。
松井氏は「(今回、都構想を問うのは)ちょっと無理筋やから…。吉村さんの勘違いみたいなのがあるんじゃない? オレが言うたら全員付いてきよるっていう。そんなもんじゃないと思うで」とピシャリ。
続けて都構想は「大改革なわけで、チームの中でやっぱりバラバラになるような形では成し遂げられへんよ。余計にその状況(議会や党内で賛同を得られていない)では、都構想が遠のくような気がする」と語った。
また、全体会議の場で吉村氏が「自分で決めた」と言ったことに対しても「全体会議なのに、吉村さんの報告になってるよね」と指摘。
最後に「もう吉村さんが、ここは一歩引くべきやと思う。ゴリ押しの戦いに挑んでいく方が指揮官としては失格やと思う。くだらんメンツとプライドやな。大将は引くことも一つの器やねんけどね」と持論を語った。












