アンドルー元王子の娘であるベアトリス王女とユージェニー王女は、王宮内の家賃を一切支払っておらず、チャールズ国王が全額負担していることが明らかになった。英紙ミラーが5日、報じた。 
 公務上の不正行為で逮捕されたアンドリュー・マウントバッテン=ウィンザー氏こと元アンドルー王子の娘たちは、ロンドンの住居に市場価格の家賃を支払っていると理解されており、ベアトリス王女はセント・ジェームズ宮殿にアパートを、ユージェニー王女はケンジントン宮殿の敷地内にコテージを所有している。
 
 しかし、国家会計検査院による新たな調査では公務を行わない王族である姉妹は費用を一切負担しておらず、費用は国王の私財であるランカスター公領からの収入である王室会計から支払われていることが明らかになった。これはエリザベス女王による秘密協定に基づいたものとされている。

 王室とその資産管理について調査するよう指示を受けた国家会計検査院の報告書によると、王室が居住する宮殿内で王室関係者が賃貸している物件は、通常、公務に従事していない王室関係者の物件については、市場価格の60%に調整されていることが明らかになった。

 この数字は、宿泊施設がセキュリティ区域内にあり、身元調査とセキュリティクリアランスを受けた者のみが居住できるためだと主張されている。しかし、英国会計検査院(NAO)の調査によると、ヨーク姉妹の調整済み賃料は、長年に渡り「時代遅れ」の市場価格に基づいて算出されていたことが判明した。

 現在の賃貸料は、ユージェニー王女が2026年の市場評価額の64%、ベアトリス王女は68%となっている。国王がユージェニー王女とベアトリス王女の賃貸料としていくら支払っているかについては、NAOは公表しておらず、金額は非公開であるとしている。

 元自由民主党大臣で王室財政の専門家であるノーマン・ベイカー氏は「王室の非労働メンバーがランカスター公領から補助金を受けるべきではない。王室はまたしても国民を完全に欺いている」と表明している。

 一方、ベアトリス王女とユージェニー王女の父親であるアンドルー元王子は、かつての自宅の賃料はわずかな額だったにもかかわらず、ロイヤル・ロッジの敷地内にある3つのコテージを又貸しすることで多額の収入を得ていたことも明らかになっている。