大阪府知事の吉村洋文氏が15日、大阪市内で大阪維新の会の全体会議に出席し、辞職する意向を表明した。

 同党は2015年、橋下徹元大阪市長時代に1回目の「都構想」を巡る住民投票を実施、否決。20年に2回目の住民投票に挑戦するも、再び否決されていた。

 吉村氏は2020年11月に行われた住民投票で否決された際、「僕自身は都構想に挑むことはない」と話していた。

 都構想を巡る変遷を振り返った吉村氏は「否決になった時は、悔しい思いでした」と吐露、昨年実施した大阪・関西万博をやり遂げ「大阪の未来を考えるうえで大阪都構想が必要だという思いがフツフツと、強くあった」と心情を明かした。

 さらに「国政において与党となり〝副首都法案〟を真剣に議論され、連立与党として期待されるようになりました」とし、連立合意の信を問う〝解散〟について言及したうえで「都構想に。大阪の成長のために、未来のためにまた挑戦させてもらいたい」。

 続けて「この選挙のある機会に知事を辞職して、公約で掲げ、みなさんに訴え、挑戦させてもらいたい」。16日に大阪府知事の辞職届を提出し、横山英幸大阪市長とともに3度目の大阪都構想の信を問う〝出直しダブル選挙〟に挑むと説明した。