7年目の大台突破―。

 広島・島内颯太郎投手(29)が16日、契約を更改し、4200万円増の推定1億3000万円でサインした。

 入団以来、鯉のセットアッパーとして活躍を続ける右腕は今季は2年ぶりの60試合登板、チームトップの29ホールド、4勝2敗1セーブ、防御率1・40とフル回転。「しっかりと評価して頂きました。プロに入ったときから、ひとつの夢だった」と大台突破に頬を緩めた。

 8年目となる来季はチームの選手会長に就任することもあり、この日の90分越えの交渉時間は「ほとんどチームのことでした。これからは自分のことだけでなく、チームのことも考えていかないといけない」とチームの顔として、グラウンド内外で精力的に奔走する決意をうかがわせた。

 もちろん目指すは8年ぶりの覇権奪回となるリーグVだ。新選手会長は直近の2シーズン、立て続けに大きく失速した期間があったことに触れ「みんなが思っていることをどんどんチームとして出していって、よりやり易い環境でやるのが一番」としながらも「もっともっと勝ちに対する意識を強く持たないといけないですし、僕ら世代が中心となってやっていかないといけないと思う」とキッパリ。これを叶えるべく、来季は「0点台」を理想に、キャリア・ハイとなった今季の防御率1・40を越える、さらなる安定感を追求していく。