大相撲の元小結臥牙丸氏(38)が自身のYouTube「ガガちゃんねる」で観客のマナー問題について言及した。大相撲の本場所では連日満員御礼が続く一方で、観客による立ち合い直前のかけ声が観戦マナー違反と指摘されている。

 臥牙丸氏は自身の経験から「関係ないです。声をかけられても、全く関係ないです。土俵に上がって集中している瞬間には、何が周りに起きても俺は全然わからない。声をかけられたり、近くで何が起きても、相撲にしか集中してないから。マナー違反には絶対なりません。選手(力士)にも絶対、迷惑はかけていない」と断言する。

 その上で「土俵の上では相手しか見えてない。周りに誰が座っているとかは見えていない。だから絶対に迷惑はかけていない。(力士の立ち合い直前に)国技館は自然にシーンとなる。お相撲さんと同じ、立ち合いの時に空気を合わせている。それは素晴らしいこと。だけど、その時に声をかけても全然何も聞こえない。そこで集中が切れる人は絶対いないよ」と力説した。

 さらに「迷惑になっている感覚はない?」との問いには「安心して声をかけてやってください」ときっぱり。「気にする人(力士)のためには声をかけない方がいい?」との質問には「その子が慣れていくしかない。そういう舞台が相撲。スポーツはお客さんが来てくれないと」と主張した。