LAをめぐるFA戦線の米報道がにぎやかになってきた。外野手補強を進めるドジャースはFA市場の目玉の一人となっているカイル・タッカー外野手(28=カブスからFA)の獲得に動いているとされる。

 ただ、タッカーは11年総額4億ドル(約616億円)の大型契約が予想されており、仮に失敗した場合の〝保険〟として新たなターゲットの名前が26日(日本時間27日)、報じられた。ガーディアンズのスティーブ・クワン外野手(28)だ。

 米メディア「ファン・サイデッド」が「タッカーを獲得できないと仮定するとクワンは2度のオールスター出場と4度のゴールドグラブ賞獲得経験を持つ、より手ごろな選択肢だ。彼はマイケル・コンフォートよりも理想的なアップグレードになる」と伝えた。

侍ジャパン入りもウワサされるスティーブ・クワン(ロイター)
侍ジャパン入りもウワサされるスティーブ・クワン(ロイター)

 クワンは今季、156試合に出場して打率2割7分2厘、11本塁打、56打点、21盗塁をマーク。7月末のトレード期限ではドジャースと合意寸前にまで達していたと言われる。ガーディアンズとの契約は2027シーズンまで残っているが、ドジャースが再びドレード交渉に動く可能性があるという。

 母方の祖父母が山形出身の日系3世で、前回の23年WBCでは日本代表の予備メンバーに入っていた。だが、MLBより出場資格を満たさないとされ、代表入りを認められなかった。来春に開催されるWBCでも侍入りを熱望しているクワンの動向から目が離せなくなってきた。