角田裕毅の所属するF1レッドブルと姉妹チーム・レーシングブルズの来季ドライバーの決定が遅れていることに不満の声が出ている。

 両チームは当初、メキシコ・グランプリ(GP)後にも来季シートについて発表する予定だったが、シーズン終盤でポイント争いが佳境に入りチームへの影響を懸念。今季最終戦アブダビGP前に決定することになった。現在は同GP後に判断する方針が示されており、来季の去就が未定の角田もチームの判断を待つしかない状態だ。

 そんな中「F1 OVERSTEER」など各メディアによると、ラスベガスGP(23日決勝)に臨む角田は自身の去就に「ナーバスになっていないと言ったらウソになる」とし「幸いこうした状況は何度も経験済み。結局、こういう決断は自分でコントロールできないもの。僕にできるのは最高のパフォーマンスをして、ベストを尽くすこと」と語ったという。

 日本人ドライバーの現状についてSNSやネット上では「リザーブに押し込める策略なのかもしれないが、あまりにも決定が遅すぎる」「レッドブルはひどいチームだ。12月にクビなんて言われたら来年のF1以外のカテゴリーを含めたシートの選択肢がほとんどなくなってしまう」という意見が出ている。

 実際に、角田はホンダがサポートすることになるアストンマーティンのリザーブドライバー就任がささやかれていた。しかし、去就が決まらずジャック・クロフォード(米国)の就任が決まったように、決定の延期が角田の選択肢を狭めているわけだ。すでにF1では両チーム以外は来季ドライバーを発表済みで角田にはインディカー入りも浮上しているが〝消滅〟する可能性も否定できない。

 果たして角田はレッドブルに残留できるのか。来季に向けて他の選択肢がどんどん減ってきている状況だけに、気になるところだ。