女子ゴルフの渋野日向子(27=サントリー)が米ツアーの来季シードを獲得できなかった〝敗因〟を男子プロの石井忍(51)が分析した。

 今季23試合出場も予選落ち13回と低迷。ポイントランキング104位の渋野は米ツアー「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」(フロリダ州べレアのペリカンGC)でまたしても予選落ちし、ポイントを積み上げられなかった。100位以内で得られる来季の準シードも獲得できず「本当に1番ひどい1年だった」と振り返った。

 大会を中継する「WOWOW」で解説を務めた石井は、渋野について「いろんなことを探しながらのシーズンだったと思うんですよ。それが見つかりそうで、見つからなかった」とし「スイング的に苦労するシーズンもあったと思うんですけど(練習しても)それが本人の中で本番につながっていかないという感触が残っている。結果にも出なかった」という。

 その上で「一つ言えるのはストロングポイントだったショートゲーム、得意のパッティングが足を引っ張ってしまったというか。ショットを生かせなかったという気がしている」と指摘する。特にシーズン終盤はチャンスにつけながらもバーディーが奪えず、渋野本人も「パッティングが入ってくれれば…」と嘆くことが多かった。

 その上で石井は「秋口から新しい話を聞き、パッティングに関し、新しい血を流して自分の中で取り組んでいるところは必ず、このあとに成果が出てくると思うので。このつらい時期っていうのが意味のあるものになってくれるといいですよね」と語っていた。

 渋野は12月の「最終予選会」(アラバマ州)で来季ツアー出場権を目指す構えで、パットがカギを握るのは間違いなさそうだ。