弁護士の八代英輝氏が4日、TBS系「ひるおび」に出演し、名古屋市の主婦殺害事件について言及した。
1999年11月に名古屋市西区のアパートで主婦の高羽奈美子さん(当時32歳)が殺害された事件で、26年たった今年10月31日に殺人の疑いで逮捕されたのは、高羽さんの夫、悟さん(69)の高校で同級生だった同市港区のアルバイト安福久美子容疑者(69)だった。
八代氏は「警察は当初、玄関の血痕は被害者のものだという見立てをしてましたけど。それも後日、容疑者のものだと分かりますし、高羽悟さんが執念で現場を保存し続けた。真犯人の血痕を残しつづけたのが、今回の犯罪解決に関しては非常に大きい」と評価した。
自身が刑事部の裁判官をしていたころについて「当時は、鑑定資料としては毛根のついた毛髪が数十本必要とか、結構な鑑定資料が必要で、鑑定の精度も数百人に1人を見分けるにすぎない程度だった。時代と共に技術が飛躍的に向上して何ピコリットル(の血液)という資料で足りるようになって、地球上の人物から1人を特定できるようにもなった」と説明した。
最後に「警察の方の執念にも頭が下がりますけど、ご主人の(犯行現場の部屋を26年間、家賃を払い)借り続けてこられた、何とか犯人を見つけたいという執念が実った成果ではないかなと思いますね」と語った。












