最終決戦が不穏ムードだ。ワールドシリーズ(WS)連覇がかかるドジャースは1日(日本時間2日)、敵地トロントでブルージェイズとの第7戦に臨み、まさかの乱闘騒ぎが勃発した。

 大谷が降板した3回途中から2番手で登板していたジャスティン・ロブレスキ投手(25)が、イニングをまたいで迎えた4回一死無走者の場面だった。ヒメネスにカウント2―2から投じた5球目の96・4マイル(約155キロ)の直球が右手付近を直撃。内角球は3球目でヒメネスは両手を広げてロブレスキに抗議するように言葉を発した。

 すぐさま球審が止めに入ったが、両チームの選手たちがグラウンドに飛び出し、双方のブルペンからも救援陣が駆けつけて乱闘寸前の事態に発展した。

 場内にどよめきが残る中、試合はどうにか再開されたが、次打者のスプリンガーは外角低めの直球を捉え、打球はロブレスキを直撃する内野安打。死球を痛烈なピッチャー返しで〝報復〟した格好となり、トロントのファンは大歓声を上げた。

 ドジャースは連覇、ブルージェイズは32年ぶりの優勝がかかるWS第7戦。2025年最後の一戦にグランド内外がかつてないほどヒートアップしている。