フリースタイルスキー男子モーグルで2022年北京五輪銅メダルの堀島行真(トヨタ自動車)は、わが子の一挙手一投足から学びを得ているという。

 北京五輪後の22年11月にモーグル選手だった輝紗良さんと結婚。第1子も誕生し、家族とともに3度目の大舞台に挑む。30日には都内で行われた所属選手会見に出席し「28歳で迎える五輪で金メダルを目指す機会は少なくなってきている。このチャンスを生かしたい。本当に家族にも我慢させた分、結果で応えたい思いはある」と力強く語った。

 遠征なども多く、常に家族と一緒に過ごせるわけではない。それでも、幼い子供の成長を通じ、さらなる飛躍のヒントを探っている。「歩く姿、立つ姿、座る姿、どう動くのが効率的なのか。赤ちゃんは効率的に動いてると僕は思っている。筋力がない中でどのように体をコントロールしているのかを一から見つめ直すいい機会になっていて、そういったところも面白いなと思って見ている」と明かした。

 3月の世界選手権では左ヒザを負傷するも、保存治療とリハビリを経て復調。「完治と言っても差し支えない。帰国前のコース練習も昨季の終盤と同じくらいで滑れた」。悲願の金メダルへ、過去の自分を超える準備を残された期間で進めていく構えだ。