【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は猫背に悩む男性からの相談です。

【お悩み】猫背を矯正しつつ、呼吸を深くするストレッチを知りたい。(50代男性)

【アドバイス】肋骨をさすってからストレッチを行い、仕事環境を見直そう!

【解説】デスクワークがメーンというシナリオライターからの相談でした。

 猫背気味の人に限らず、肋骨が固まっている人は多いので、ストレッチを行う前に、肋骨を両手で挟み込んで下方向になで下ろすようにさすったり、手を後ろに回してグーッと背中を伸ばすと肋骨が動きやすくなります。

 姿勢改善ストレッチとしては、丸めたバスタオルかリュックサックなどをおなかに抱えたまま屈み込み、その状態で思いっきり深呼吸する。これを5回ほど繰り返すと、肋骨の本来の動きを取り戻せます。

 余裕があれば後ろに回した手で椅子の背もたれを握って胸をグーッと開くストレッチも有効です。手の位置を順手と逆手の両方で行ってみると胸の開く位置が変わるので、無理なく深く呼吸することができます。

 この男性には同じ姿勢を30分以上続けないことも伝えました。目線の高さを変えるだけでもいいので、座布団やクッションなどで高低差をつくってもいいでしょう。

 PC環境の見直しも大事です。大きいモニターなら目線の高さに合わせやすいと思いますが、ノートPCならモニター位置が目線の高さになるよう椅子の高さを合わせたり、モニター自体を台の上に置いたり、別体キーボードを使用するなど、猫背にならない環境を整えて作業すると、集中力も維持しやすくなります。