F1レッドブルの角田裕毅(25)が、18日(日本時間19日)に行われた米国グランプリ(GP、オースティン)スプリントで18番手スタートから一気に7位にジャンプアップする超絶パフォーマンスで入賞を果たした。

 角田はスプリント予選で18番手と大きく出遅れてポイントは厳しいかと思われたが、スプリントのスタート直後にドラマが待っていた。

 第1コーナーで今季圧倒的な速さでタイトル争いを繰り広げるマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリが同時にリタイアするなど多重クラッシュが発生。角田は大胆に大きくインを突くコース取りが奏功し、クラッシュしたマシンのパーツを引きずりながらも大きく順位を上げた。7位まで奇跡のジャンプを果たした角田は、レース再開後に前を追い詰めるも、再びセーフティーカーが入る展開に。そのままレースはフィニッシュし、見事に7位入賞で2ポイントをゲットした。

同僚のフェルスタッペン(左)と談笑する角田裕毅(ロイター)
同僚のフェルスタッペン(左)と談笑する角田裕毅(ロイター)

 絶望的な18番手からスタート直後に驚がくのごぼう抜きを披露した角田の衝撃走を、F1公式サイトも取り上げて「角田裕毅はオースティンのスプリントで劇的なスタートを切り、11位も順位を上げて、衝突した前を走る車や、破片や損傷した車を回避した」などと絶賛した。

 ファンからもSNS上で賛辞の声が沸騰。「角田のロケットスタート凄かった!」との称賛や、去就問題が大詰めを迎える中での猛アピールに「来季も角田で良くね」と残留へ大きく前進したとの指摘も上がっている。

 角田の衝撃走が今後を左右する〝オースティンの歓喜〟となるのか。