F1レッドブルの角田裕毅(25)の今季中の緊急更迭に関する議論が再び浮上し、代わりに昇格が予想される姉妹チーム・レーシングブルズのアイザック・ハジャールが今週末の米国グランプリ(GP、決勝19日=日本時間20日)を前に〝注目発言〟を行った。

 角田は4月の日本GPから緊急昇格後は低迷が続いており、今月中にも来季の去就が決まるとみられている。可能性が高まっているハジャールの昇格が決定した際には、少しでも来季に向けてチームに慣れるため今季の残りレースで昇格させる案が浮上。そして、渦中のハジャールが米国GP前の取材対応で発言した内容が波紋を呼んでいる。

 英メディア「プラネットF1」は「ハジャールは、レッドブルが角田裕毅に代わって今シーズン最後の数レースに出場することを許可し、2026年のF1に向けた準備を支援するのは『良い考え』だと考えている」とその様子を伝えている。

 ハジャールは取材に応じた際に「レッドブル・レーシングから今シーズンの残り3戦に参戦するチャンスがあれば歓迎するか」と問われると、「はい、もちろんだ。それは有益になると思う」とシーズン中の緊急昇格を歓迎する姿勢を示した。

 続けて「分からないが、100%確信していて、先行するチャンスを得ることができれば、そうするだろう」と繰り返した上で「しかし同時に、来年は全く新しい車なので、ある意味、無意味でもあるけど」と規則改正がある来季に向けて緊急交代策が本当に有益かは未知数とした。

 それでも「角田との交替はチームを知る上で役立つか」と問われると、「間違いなく役立つよ。間違いなく」とキッパリ。「正直、これについては考えていなかったが、興味深い。いいアイデアだね!」と角田との緊急交代に向けてすっかりノリノリだ。

 さらに、来季どこでレースをしたいかチームに伝えたかについて「もちろんだ。私はずっとレッドブル・レーシングでレースをしたいと思っていた。レッドブルプログラムに参加して以来、レッドブルのドライバーになることが常に目標だった」とレッドブル昇格を上層部にプッシュしたことを明かした。

 シーズン中の角田の緊急更迭はあるのか、その動向が世界中から注目されている。