乱闘で頭部を負傷した元UFCミドル級王者でPRIDEなどで活躍したヴァンダレイ・シウバ(49=ブラジル)が、ケガを負わせた相手に対し、法的手段に出ることを示唆した。

 シウバは9月27日、サンパウロで行われた格闘技イベントで、元ボクシング世界2階級制覇王者アセリノ・フレイタス(ブラジル)とボクシングルールのエキシビションマッチで対戦。シウバは3度の頭突きで反則負けしたが、その後、両陣営10人以上がリングに入り乱れての大乱闘に発展した。

 シウバは頭部にパンチを受けるなどして失神。救急隊員の治療を受けた。その後、救急車でサンパウロ市内の病院へ運ばれ、緊急治療室で頭と頸椎のCT検査を受けた。大きな異常は見られなかったが退院後に左目上を縫合し、痛々しい顔で自身のSNSに「めまいと頭痛が治らないので、今週精密検査を受けます」などと報告した。

 ブラジルメディア「グローボ」によると、シウバは数日後に自身のSNSで両眼窩底骨折と鼻を4か所骨折したことを明かした。さらに自身を殴ったのが、対戦相手の息子だったと告白。「ポポ(フレイタス)の息子に犯罪的な暴行を受けた。リングに侵入し、私の後頭部を2回殴り、パンチを打って私は目に7点の切り傷を負いました。とても悲しい、とても傷ついています、心も外も傷ついている」と当時を振り返った。

 さらに「今はやるべき仕事が山ほどあるのに、顔の状態のためにそれができない。眠れず、激しい痛みと不快感に苛まれている。こんなままではいけない。これは間違いなく非常に犯罪的な行為であり、あらゆる犯罪行為は司法によって裁かれなければならない。私はこの正義を追求する」と予告した。

 まだまだ騒動は続きそうだ。