大阪・関西万博が10月13日に閉幕する。駆け込みで来場する人が押し寄せ、チケットがあるのに入場できない〝死に券〟が問題となった。4月の開幕当初は開催に批判が殺到していたが、今となっては成功ムードが漂っている。

 日本国際博覧会協会(万博協会)の発表によると、9月28日時点で速報値ではあるが一般来場者が2228万人となり、2005年愛知万博の2205万人を超えた。9月中旬から一日で20万人を超える人が来場しているというから駆け込みっぷりがすさまじい。

 今回の万博は〝並ばない万博〟を目指し、来場日時もパビリオンもネット予約しておけばスムーズに入れるということだった。複数回にわたって関東から万博に通った万博マニアは「現実には〝並ぶ万博〟でした。というのも、専用サイトがなかなかつながらず待つことも多いし、ネットで予約といっても予約枠が空くまで待つこともしばしばで、リアルで並ばなくてもネットで並ぶわけですよ。結局、抽選で外れてパビリオンに入れなかったこともあります」と振り返った。

 開幕前や開幕当初は大バッシングに遭っていた。「初めて行った4月の段階でも日本館など人気パビリオンはまったく予約が取れませんでした。当時はボロクソ言われている時期でしたが、実は4月から人は多かったし好調だったんですよ」(同)

 結局、成功なのか失敗なのか。「1回だと回り切れず不満が残りそうですが、何度も行けた人は楽しめたはず。いつかまた日本で万博を開催するなら、改善点は立地ですね。夢洲はアクセスが悪すぎます。一方で金の無駄遣いと言われた大屋根リングは結局人気でしたし、一部でいいから残してほしいですね」(同)

 万博ロスも生まれそうだ。