大相撲秋場所で横綱昇進後初優勝を遂げた大の里(25=二所ノ関)が、元横綱貴乃花の花田光司さん(53)への憧れを明かした。

 自身5度目のVを果たした大の里は29日、茨城・阿見町の部屋で会見に出席。「早い段階(4日目の幕内・伯桜鵬戦)で1敗してしまったので、優勝のことは全く考えずに。一日一番ということだけを考えて、それが最後の最後にああいう形で優勝になって良かった」と納得の表情を見せた。

 日本出身力士が年間3度優勝するのは、1997年の貴乃花以来28年ぶりだった。大の里は「本当にこういう形で並ぶことができて、うれしく思う。巡業中だったり移動中のバスで、貴乃花さんの映像をずっと見ている。いろんなことを勉強して、僕も近づけるように頑張りたい」と熱弁した。

 九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)での年間4度目のVへ、闘志を燃やす。「次の番付はないけど、最高位の番付であることを自覚していきたい。次は地方場所になる。地方場所はあまり成績が良くないので、しっかり九州場所も気を引き締めて頑張っていきたい」と力を込めた。