思わず涙があふれ出た。カーリング混合ダブルスの2026年ミラノ・コルティナ五輪最終予選日本代表決定戦最終日(28日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、決勝の第2戦が行われ、小穴桃里、青木豪組が松村千秋(中部電力)、谷田康真組に7―6で勝利。1次リーグを含めた通算成績を3勝1敗とし、代表権を獲得した。
今大会は1次リーグの成績を持ち越した3戦先勝方式で争う構図。勝てば世界最終予選(12月、カナダ)への出場が決まる小穴、青木組は、この日も松村、谷田組と一進一退の攻防を繰り広げた。6―4の第7エンド(E)に2点を許して同点とされるも、最終第8Eに1点を奪って白星を奪取。小穴は「もうシンプルにすごくうれしい。一投ずつ決めていった結果が最後の結果だと思う。一投ずつ集中して投げられた自分たちを誇りに思う」と振り返り、青木は「しんどい試合が多かったけど、今まで自分たちがやってきたことを信じて、最後までしっかりできたのはよかった」と喜びを語った。
松村、谷田組とは練習試合でもよく顔を合わせる戦友でもある。試合後には小穴と松村が熱い抱擁を交わした。小穴は「いつやってもしんどい試合で、楽しい試合だけど一緒に頑張ってきた仲間でもある」と切り出すと、自然と涙がこぼれ落ちた。「こんなに勝ってうれしくて悲しいというか、どちらも頑張っているのを知っていたので、みんなの分まで頑張っていきたい」と決意を新たにした。
小穴は22年10月に長女を出産。出産から2か月後には競技に復帰したが「オンとオフの切り替えができるようになった」と育児との両立を続けながら奮闘してきた。世界最終予選では上位2チームに入れば五輪への出場が確定する。「日本代表として五輪の切符をしっかりつかんでいきたい」とさらなる高みを見据えた。












