2028年ロサンゼルスパラリンピックの正式種目に決まった〝パラクライミング〟が日本でも盛り上がりを見せている。

 パラクライミングは高さ約15メートルの壁に設定されたルートを、ロープなどで安全確保された状態の選手が登った高さを競う競技。視覚障害や身体機能障害の部門があり、障害の度合いに応じてカテゴリーが区分されている。

 ロサンゼルスパラリンピックでは、男子はRP1(関節可動域および筋力とその他の障害)、AU2(上肢障害)、B1(視覚障害)、AL2(下肢障害)、女子はRP1、AU2、B2(視覚障害弱視)、AL2の計8カテゴリーが採用。日本勢は世界選手権の直近4大会で10個の金メダルを獲得しており、大舞台でのメダルラッシュが期待される。

 パラクライミングへの機運が高まる中、日本で国際大会も行われる。IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025(10月、福岡・飯塚市)では、日本で初めてスポーツクライミングとパラクライミングの試合を同時に開催する。

 日本パラクライミング協会の小林幸一郎会長は「多くの活躍している日本のパラクライマーたちの姿をメディアの目を通じて日本中、世界中の方たちに知っていただき、パラクライミング、そして人間の可能性を知っていただけたらうれしいです」とコメント。パラクライミングのさらなる普及に意欲を示した。