ドジャースの大谷翔平投手(31)は17日(日本時間18日)に本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、8回に2試合連発の51号を放ち、4打数1安打1打点、1得点だった。打率2割8分2厘。チームは先発スネルの7回2安打無失点、12三振の好投もあって5―0で勝ち、同一カード3連敗を免れ、マジック8とした。

 ドジャー・スタジアムが大熱狂したのは3―0の8回先頭だった。左腕ルサルドのカウント2―2からの5球目、外角の88・9マイル(約143キロ)のスイーパーを完璧に捉えて振り向いた。角度32度、打球速度107・8マイル(約173・5キロ)で夜空に舞い上がると大歓声。そのまま中堅右のスタンドに飛び込んだ。2試合連発の51号は飛距離408フィート(約124・4メートル)だった。これでトップシュワバーと2本差だ。3連敗を阻止したいチームにとって貴重な追加点となった。

 この打席前まで1本塁打放っているものの、13打数1安打の天敵ルサルドから放った一発は価値がある。

 初回先頭は初球、外角高めの96・6マイル(約155・5キロ)のフォーシームにバットを出すも二ゴロに倒れた。

 2―0の2回二死一、三塁は2ストライクからの3球目、外角高めの97・9マイル(約157・6キロ)のフォーシームをコンパクトに捉えて逆方向へ。快音を発したライナーは角度23度、打球速度97・1マイル(約156・3キロ)で左中間へ伸びたが左翼手がグラブに納めた。飛距離359フィート(約109・4メートル)だった。

 3―0の5回先頭はスイーパー2球で追い込まれた3球目、真ん中低めの89・3マイル(約143・7キロ)のチェンジアップに反応できずに見逃し三振に倒れた。

 7回に今のドジャースを象徴するシーンがあった。二死後、先発スネルが連続四球を与えるとロバーツ監督がマウンドへ。ベシアもベンチから出てきた。微妙な空気が流れる中、スネルが続投を志願。指揮官がそのままベンチに下がると大歓声。ケンプを空振り三振に仕留めて雄たけびを上げると大歓声に包まれた。

 本塁打王を争う大谷とシュワバーの直接対決で注目された今回の3連戦、大谷は2発放って12打数4安打2打点、シュワバーは1本塁打で11打数2安打1打点と軍配は大谷に上がった。

 レギュラーシーズンは残り10試合。昨年は史上初の「50―50」を達成した敵地マーリンズ戦で1試合3発の爆発もあって、6本塁打放っている。今季は何本上積みできるか楽しみだ。