2026年北中米W杯欧州予選(4日=日本時間5日)初戦を迎えた強豪ドイツは敵地でスロバキアに0―2で敗戦する波乱の船出となった。ドイツ誌「キッカー」によると、アウェーのW杯予選で52戦負けなし(42勝10分け)もストップしたという。

 まさかの惨敗にユリアン・ナーゲルスマン監督はイレブンのパフォーマンスを疑問視し「重要なのは感情だ。ドイツから最高の選手を選んだが、もしかしたら質よりも全力を尽くす選手に頼るべきかもしれない。そうすれば違う結果になっていたかもしれない」と語った上で「これは公式の見解だ」と強調した。

呆然自失のドイツイレブン(ロイター)
呆然自失のドイツイレブン(ロイター)

 ドイツ紙「ビルド」は「ドイツにとって歴史的な恥辱」とし「スター選手にとって完全な惨敗だった。驚くほど弱いパフォーマンスだった」と酷評。解説者の元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー氏も試合直後に「ドイツのファンがブーイングしたり、自国選手を追い払ったりするのを見たのはいつだったか。本当に心が痛んだ」と声を振り絞った。

 その上で代表OBは惨敗したチームについて「1分たりとも勝てるとは思えなかった。何の成果もなかった。これは厳しい敗北だ」とし「本当にひどかった。いいパスもつなげられず、脅威を与えることもできなかった。何か勝ち取りたいのなら粘りをみせなければならない」と批判した。

 W杯欧州予選は各組1位が出場権を獲得し、2位はプレーオフに回るが、ドイツは格下に初戦黒星で難しい状況に立たされている。