ドジャースの大谷翔平投手(31)は2日(日本時間3日)に敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場し、3回に7試合ぶりのアーチとなる46号を放ち、ドジャース通算100本塁打に到達した。5打数3安打2打点、1得点だった。打率2割7分9厘。チームは7―9で敗れた。

 打った瞬間だった。1―4の3回一死無走者。2番手の新人右腕チャンドラーのカウント3―1からの5球目、内角低めの99・2マイル(約159・6キロ)のフォーシームを豪快にフルスイング。角度23度、打球速度120マイル(約193・1キロ)のロケット弾はあっという間に右翼席に突き刺さった。飛距離373フィート(約113・7メートル)の46号は自己最速で、今季メジャー3位。あまりの打球の速さに敵地は騒然だ。49本でトップのフィリーズのシュワバーに3本差とした。

 記念すべきドジャース通算100号はメジャー史上4人目の快挙だ。移籍2年間で100本塁打以上は1920~21年のベーブ・ルース(ヤンキース)の113本、2001~02年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)の109本、60~61年のロジャー・マリス(ヤンキース)の100本の3人のみ。294試合目での100本塁打は球団史上最速だ。

 4―7の7回無死一塁は3番手の右腕マットソンのカウント1―2からの4球目、外角高めの96・8マイルのフォーシームを逆方向へ。打球速度100・9マイル(約162・4キロ)のライナーは左中間への二塁打となった。マルチ安打は8月18日(同19日)のロッキーズ戦以来、12試合ぶりで今季37度目。長打2本のマルチ安打は6月27日のロイヤルズ戦以来だ。

 3点を追う9回無死一塁は5番手の右腕サンタナのカウント1―1からの3球目、内角の94・9マイル(約152・7キロ)のフォーシームを捉え、角度30度、打球速度104・9マイル(約168・8キロ)で中堅へ高々と打ち上げた。観客席から悲鳴が上がったが、中堅フェンス直撃の適時二塁打となった。飛距離395フィート(約120・4メートル)でスタットキャストの判定は10/30、本拠地ドジャー・スタジアムなど10球場で柵越えの〝惜しい〟打球だった。

 初回先頭は先発右腕ムジンスキの初球、外角高めのフォーシームを打ち上げて左飛に倒れていた。4―4の4回二死無走者はチャンドラーのカウント1―1からの3球目、内角低めの99・9マイルのフォーシームを強打するも遊ゴロだった。

 チームは4点差を追いつきながら、救援陣が四球を与えて失点する最悪パターンで中地区最下位のパイレーツに敗れた。貯金を稼ぎたい、パイレーツ、オリオールズ、ロッキーズと地区最下位チーム相手の9連戦の初戦を落とした。翌3日(同4日)は大谷が12度目の先発マウンドに上がる。嫌な流れを止める快投と2試合連続アーチに期待だ。