2022年北京五輪のスピードスケート女子で1000メートルの金を含む4個のメダルを手にした高木美帆(TOKIOインカラミ)は〝試行錯誤〟を繰り返しているようだ。

 26年ミラノ・コルティナ五輪で「1500メートル金メダル」を最大の目標に設定している高木は「team GOLD」(チーム ゴールド)のメンバーと北海道・帯広市内で合宿中。20日には報道陣の取材に応じ「淡々と今ある現状に対して何ができるか、どうするべきかというのを毎日考えてやっているような状態。自分の中でも良かったり良くなかったり、できたと思ったらできなくなったりというのがあるので、自分の中でまだ安定してないなと感じている」と現在値を明かした。

 昨季は世界距離別選手権の1000メートルで2連覇を達成するも、1500メートルでは苦戦を強いられる場面が目立った。今の自身の滑りを「中ぶらりん」と表現した上で「そこを打破したい気持ちが一番上にある。そこを超えない限りは自分の目標にも到達できないと思っている。五輪をイメージするよりも先に、自分の殻を破ることを毎日考えて取り組んでいる」と語った。

 ミラノ・コルティナ五輪までは半年を切った。エースとしての活躍が期待される中でも「あそこで何ができるか、何をしたいかにフォーカスを置いている」ときっぱり。まずは己のパフォーマンスに磨きをかける構えだ。