LLPW―Xの井上貴子(55)が驚異の美魔女力でケガを克服。団体エースのNØRI(26)や、わかな(15)に猛ゲキを飛ばした。

21日大会への意気込みを語ったわかな(左)、NØRI(中)、井上貴子
21日大会への意気込みを語ったわかな(左)、NØRI(中)、井上貴子

 3選手は12日、東京スポーツ新聞社にあでやかな浴衣姿で来社し、インタビューに応じた。貴子は7月12日の静岡・清水町大会で裏拳を繰り出した際に右手甲を骨折。「メリって音が鳴って、血の気がサーっと引いたので『あ、これは骨やったな』って」(貴子)。15日には堀田祐美子40周年記念大会、そして21日にはLLPW―Xの神田明神ホール大会「奉納絵巻 二の巻」を控えており、試合に間に合うかは微妙な状況だった。

 しかし、美魔女らしい努力が、回復力をアップさせた。「今回は治りが早かった。毎日冷やしたり湿布するのはもちろん、コラーゲンをいつもより倍取るようにしたり、私はだいたい自炊なのですが、酢も取り入れるようにした」と体に良いものを積極的に摂取。「2度目のレントゲンで折れたところの外側にぼやーって骨が出てきていた。医師からも『すごくいい』と。試合に出ます」と回復を宣言した。

 心身ともに充実の貴子が期待するのが、若手の活躍だ。神田明神ホール大会では、NØRIがメインでセンダイガールズ(仙女)の岩田美香と対戦する。「毎回メインでNØRIがシングルをやる。彼女にとっての試練ですね。うちの団体はちょっと昭和で、ど根性を見せないとお客さんの気持ちが動かない。どれだけ自分をぶつけていけるか。殻を破って進んでいけるか」と課題を提示。

 NØRIも自覚しており「メインイベンターとしてしっかり戦いたいし、相手はノリにノってる仙女さんの岩田選手。ファイトスタイルも似ているというか、蹴りを使う選手なので、蹴り負けたくないし、団体を背負っている人と戦うためには、突き抜けないといけない」と気合を入れた。

着こなしを披露したNØRI(左)、井上貴子(中)、わかな
着こなしを披露したNØRI(左)、井上貴子(中)、わかな

 タッグながら貴子と初対戦するわかなは「ドキドキします。パートナーに頼りすぎないように、自分から行けるようにしたい」と緊張の面持ち。すかさず貴子が「(骨折した)手を狙えばいいのよ」とニヤリと笑い、15歳の闘志を確かめるように挑発した。

 神田明神ホール大会はプロレスと伝統文化の融合をテーマに定期開催しており、21日大会は「プロレス&浴衣&酢」も掲げている。当日は浴衣姿の選手たちによる特別演出や撮影会も。NØRIは「貴子さんや神取(忍)さんは、お客さんの心をどれだけ動かせるかを意識されている。大会をマイクで締めるところも含め、自分を出していけたら」と気合。それぞれの成長が確かめられる大会となりそうだ。